初めまして桜美林大学健康福祉学群 健康科学専修所属 3年 小杉哲也です。
これからのゼミブログはゼミ生が講義であった出来事や感想を載せていきます!
第1回目の学生として私が担当することになりました。
早速ですが、私たちは健康科学専修といった他大学ではあまり耳にしない専修(学科)に所属をしています。
そこで1回目の講義では、自分たちが所属をしている専修の「健康」と「科学」についてしっかり理解を深めよう。とテーマが決まり、健康についてアイスブレイクの意味も込めてグループで話し合いと発表を行いました!
健康には定義があるのを知っていましたか?
世界保健機関(World Health Organization : WHO)は、
「健康とは病気や弱っているではなく肉体的にも精神的にも社会的にも満たされている状態にあること」(日本WHO協会訳)
と定義しています。
これをもとに次の2つについてどちらが健康であると言えるかについて意見出し合いました。
Aさん:お金持ちといえないサラリーマンであり家族もいるが、病気により余命が半年。
Bさん:お金持ち社長だが、社内での人間関係は悪く1年で休みは1週間程度しかない。
2つを比べ「どちらが健康か?」について考えました。
この問いに答えはありません。
2つのグループに分かれて、まずは個人で意見を出した後に、グループ内で意見交換し、1枚の模造紙を用いて、最終的なグループディスカッション結果を発表する形となりました。
結果として2つのグループで意見は異なりました。
Aさんを選択したほうは収入も少なく余命が半年となっているが、家族と楽しく暮らしているが回答の決め手となった。
Bさんを選択したほうは収入の多さ・社長であることが決め手となり、ストレスもあるが健康といえると回答した。
はじめに行った通り正解はないが、ここでゼミ生みんなが感じたのは
健康は人それぞれで違うということでした。
定義はあるが健康は自分で決めていいと思えました!
健康について今自分が健康かは自分で決めることができる。
仮に今、健康であると感じていてもそれを確認することはできない。
その生活から何かが無くなって変化が起こったときに感じる。
健康を失わないとわからないものだと学ぶことができた時間でした。
このゼミでは「興味のあることを何してもいい!!」といってもらっているためゼミ生全員がチームとなって学びを深めていきたいと思っています。
グループワークをする力やプレゼンをする力すべてを養うことができるのがこのゼミであると初回の講義から感じることができました!!
今後も意見を出し合いブログとして報告と記録を行っていきます!
慣れていないですが、これからも藤田助教ゼミをよろしくお願いします!
次回は「科学」についてです。
これからどうぞよろしくお願いします!!