はじめまして、第7回のブログを担当する、桜美林大学健康福祉学群3年の山田亮也です!
ゼミ内に4人もラグビー部員がいますが、練習の出席率的に1番僕がまともかな?と思っています!(笑)
あいさつは終わりにして、本題に入りたいと思います。
第7回のゼミ活動では、各班に分かれてプレゼンテーションの準備をしました。
僕の所属している「トレーニング」班では、前回の活動で、主に運動に使われるエネルギー機構について調べ、情報の共有を行いました。
そのため、今回は前回調べきることのできなかったATPの再合成と無酸素性作業閾値(AT)について調べ、班で情報を共有しました。
はじめに3つのATPの再合成について説明します。
①ATP-Pcr系(無酸素系) 持続時間は7秒
人間は力を発揮する時にATP(アデノシン三リン酸)を使います。使った後のATPはリン酸を失って、ADP(アデノシン二リン酸)という物に分解されます。
その後、体内のクレアチンリン酸をクレアチンとリン酸に分解して、ADPとリン酸がくっつくことで、ATPを再合成することができます。※1
②解糖系(乳酸系) 持続時間は8秒〜180秒
体内に蓄えてあるグリコーゲン(糖質)を分解して、ピルビン酸という物質を生み出します。その分解が行われる過程でATPを再合成することができます。
この時に余ってしまったピルビン酸が乳酸に変化し、体内に溜まっていきます。
これが一般的に考えられる乳酸が溜まるということです。※1
③有酸素系 持続時間は180秒〜
人間の細胞内にあるミトコンドリアで、酸素、ピルビン酸、脂肪酸などを複雑な過程を経て分解することで、ATPを再合成することができます。
この時に使われるピルビン酸は、②解糖系の時に体内に溜まった乳酸をまたピルビン酸に変化させたものです。
つまり、乳酸は溜まり続けるものではなく、ATPの再合成に使われているということになります。※1
次に無酸素性作業閾値(AT)についてです。
私たちは軽い運動強度の運動では、有酸素系のエネルギー機構により、ATPをまかなうことができます。
例えると、軽い運動強度でのランニングです。ペースが速くないとあまり疲れることなく長く走ることができますよね。
しかしながら、運動強度(ペース)を上げていくと有酸素系のエネルギーだけでまかなうことが出来なくなります。
そのため、解糖系や無酸素系のエネルギーを使う必要があります。
そして、その2つのエネルギーを動員し始める転換点のことを無酸素性作業閾値(AT)といいます。
私たちが自分の100%のスピードで長時間走ることができないのは、解糖系と無酸素系のエネルギーを使い果たし、運動強度に見合ったATPの供給が追い付かなくなってしまうためです。
そのため、高い運動強度の維持が難しくなり、パフォーマンス(ペース)が落ちてしまいます。
乳酸は体にとって害のあるイメージでした。しかし、乳酸は有酸素系のATPの再合成に利用されていることを知り、害のある物質とは言い切れないと思いました。
また、先生からのアドバイスなどから、乳酸と最大酸素摂取量の関係など、新たに調べる必要のあることが見つかりました。
そのため、次回しらべることは
- 有酸素系で乳酸を使ったATPの再合成を学んだことで、最大酸素摂取量の多い人、少ない人ではATPの再合成の際に乳酸を使う量に差が生じるのか。
という2つを主に調べていきたいと思います。
今回は以上になります。ありがとうございました!
【参考URL】
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