はじめまして、桜美林大学 健康福祉学群 健康科学専修の佐々木綾太ですm(_ _)m
第6回目の授業は、前回決まったグループ毎に分かれて活動を行いました。
私達は、トレーニングのグループです!
グループでの活動は、各グループ内でテーマを決めて勉強していきます。
当初、私達は、ラグビーに活かせる持久的なトレーニングメニューを作成するというテーマを考えていました。
しかし、トレーニングメニューを作るのに必要な乳酸濃度の測定などを行うには知識不足でした。
そこで、藤田先生からテーマを決めるより先に、基礎知識を学ぶようにアドバイスをいただきました。
私達は、トレーニングに必要な基礎知識を調べ、基礎知識を得てから改めてテーマを決めることにしました٩( 'ω' )و
まず、調べる必要のあるトレーニングに必要な基礎知識としてキーワードをピックアップしました。
ピックアップしたキーワードは以下の2点です。
- エネルギー機構
- 乳酸性作業閾値
今回は、①のエネルギー機構についてグループで調べました!
エネルギーを使い筋が収縮することで私達の身体は動いています。
このエネルギーをアデノシン三リン酸(ATP)といい、エネルギーを作るのがエネルギー機構です。
エネルギーを作り出すエネルギー機構は、運動強度や時間によって変化します。
運動に使われるエネルギー機構は全部で3つです。
ATP-Pcr系(無酸素系)
特徴
非常に高いパワーを発揮する際に使われる
エネルギーの供給時間はとても速い
持続時間は7秒
解糖系(無酸素系)
特徴
高いパワーを発揮する際に使われる
エネルギーの供給時間は速い
持続時間は8秒〜180秒
有酸素系
特徴
小さなパワーを発揮する際に使われる
エネルギーの供給時間は遅い
持続時間は180秒〜
これらの3つのエネルギー機構の特徴を利用することで、私達の身体は、瞬発的に強度の高い動き、長く持久的な動きができます。
そして、①のエネルギー機構を調べたので②乳酸作業閾値について調べました。
乳酸性作業閾値の乳酸とは何か。
乳酸とは、解糖系においてエネルギーであるアデノシン三リン酸(ATP)を再合成する際に糖を分解する過程で生まれる副産物です。
この乳酸が、血中に急激に溜まり始める運動強度を乳酸性作業閾値(LT)と言います。
しかし、乳酸が溜まるのはなぜか、乳酸はなぜ作られるのか調べられませんでした。
次回は乳酸性作業閾値の前に、乳酸について詳しく調べていきます!
今回の活動の反省点として、調べる基礎知識の順序を考えずに行っていた点です。
エネルギー機構を調べる際に、筋を収縮するときに必要なエネルギー分子のアデノシン三リン酸(ATP)を深く知る必要性を感じました。
また、アデノシン三リン酸(ATP)の生成、存在する場所、役割、供給方法を知ることで今回勉強したエネルギー機構、乳酸性作業閾値についてより理解できると考えます。
次回、この反省を生かして行動していきたいと思います。
他にも、乳酸性作業閾値を調べることで新しいキーワードが出てきました。
新しいキーワードの無酸素性作業閾値(VT)、血中乳酸濃度指標(OBLA)についても、調べる内容に組み込み計画的に調べていきたいと思います。
難しい内容でしたが、グループ内で基礎知識を調べ、共有することで、私達が勉強したいテーマが明確になってきました。
次回もグループで基礎知識を学び合い共有していきたいと思います!!