こんにちは!健康福祉学群三年の倉田大地です!
秋学期14回目のゼミについて書いていきます。
今回のゼミでは「効率的な疲労回復方法」の最後のまとめを行いました。前回まとめたデータをもとにどの方法がより回復しやすいかを考察しました。
まず、今回の測定においてSLRの数値のばらつきが大きく、ちゃんと測定できていなかったという考察が出ました。
原因としては測定技量に問題があった事と10月から12月にかけて測定を行ったため外気温が毎回異なり、同じウォーミングアップを行ってもアップ後の筋温に差があった可能性があげられました。
このことから柔軟性を測定するときには気温(室温)を一定にする必要があると考えました。
そのため今回の考察ではSLRの数値は除外することになりました。
ここから垂直跳びとVAS(主観的疲労感)の数値を基準にどの回復方法が回復しやすいかを考えました。VASの数値だとマッサージガンが一番回復していました。
垂直跳びの数値を見るとフォームローラーとストレッチがより回復している事がわかりました。このことから、マッサージガンを行うと主観的疲労度であるVASが一番回復するので主観的な疲れを取る事ができるとわかりました。
その理由としてマッサージガンはストレッチやフォームローラーと違って身体を動かさず楽な姿勢で行う事ができるという点から主観的疲労感が回復しやすくなると考察しました。
一方でフォームローラーとストレッチは垂直跳びの数値が回復しやすかったので身体的な疲労をとることができると考えられました。
なぜ、マッサージガンよりもこれらの方が身体的疲労を回復しやすくなるかというとフォームローラーは筋肉を圧迫することで鎮痛作用や筋膜リリースにより、血流が良くなる事から回復しやすくなるとわかりました。
ストレッチも血流が良くなることから回復しやすくなるという事がわかりました。
これらの考察から身体的疲労を回復することができるフォームローラーとストレッチが、より効率的な回復方法だという考えました。
しかし、この2つだと主観的疲労感は回復しづらいので、そこを改善する必要があります。
マッサージガンが主観的疲労感を回復しやすい理由は姿勢が楽という理由があげられたので、フォームローラーとストレッチをあらかじめ練習しておいて、自分の中で苦しくない姿勢で行えるようにしておけば主観的疲労感も良くなるという考察が出ました。
これらのことから効率的な疲労回復方法はフォームローラーとストレッチだと私たちは考えました。
今回のゼミで最後の活動となりました。みんな仲良く楽しくキツイ事をしながら良い活動をすることができたと思います!
大学生活残り一年、楽しみましょう!
倉田大地