桜美林大学 健康福祉学群 藤田ゼミ活動報告ブログ

桜美林大学 健康福祉学群 藤田ゼミの活動ブログです!

ゼミブログ26回目(秋12回目)

こんにちは!

健康福祉学群三年の川田悠矢です。

 

秋学期12回目のゼミについて書いていきます。

ゼミも残すところあと2回ですね…

 

今回は前回まで行っていた「効率的な疲労回復方法」の結果のまとめを行いました。

 

まずは前回まで計測していた「垂直飛び・踵殿間距離(Straight Leg Raising:以下SLR)・下肢伸展挙上(Hip Heel Distance:以下HHD)・主観的疲労度(Visual analogue scale:以下VAS)の四点をExcelにてまとめる作業を行いました。(この段階では気づいていませんでしたが、ハートレートのデータ入力も必要そうです。)

 

VASの長さを測る係、それぞれのデータを打ち込む係に分かれて行いました。

その際、毛下君のVASの結果を見ると、疲労運動後と10分後で比較すると10分後の方が疲労していることが分かりました。皆、驚いて毛下君が適当にやったのではという考えが浮かびましたが、そんなことはなかったようです。

 

データを打ち終わった後、データ分析のために標準偏差や平均など様々な計算を行いました。 皆、パソコンはあまり得意ではなく、かなり苦戦していました。 特に関数を用いることに関しては多くのメンバーが苦戦していました。 そんな中、やはり藤田先生はさすがで素早く見本を作ってくださりました。 そのおかげで、標準偏差と平均に関しては何とか終えることが出来ました。

 

その後、各回復法の疲労度と回復度を比較するためにはどんな計算をしたら良いのかを話し合いました。

私は「運動後―運動前」、「回復後―運動後」を行うことで比較が可能であると考えまし。しかし、それでは不十分であったようです。一方TVなどではこの計算が行われているようです。なぜ、ダメなのかを例を出して解説しようと思います。

 

Aさんは一回目100cm二回目80㎝の記録でした。 Bさんは一回目50㎝二回目40㎝でした。先程の計算だとAさんは100-80=20 Bさんは50-40=10という事でAさんの方が落ちているという結果になります。

しかし、分数に直してみると分かりやすいのですが、Aさんは80/100=4/5 Bさんは40/50=4/5ということでどちらも二回目は一回目の4/5の記録という事なり同じ割合で減少していることになります。

 つまりは始めの数値が大きいと同じ割合での減少でも差は大きくなるという事です。

このことから個人差を評価するためにも割合で評価する必要があることが分かります。

なので正確な数式は「(2回目―1回目)/1回目×100」です。

これを一般的に変化率と言います。

 

数式が求まり、再びそれぞれが分析に入りました。 そこでもやはり数式を打つのに苦戦し思うように進みませんでした。 今回比較まで行いたかったのですが出来なかったので来週行おうと思います。

 

次回は休んで測定が出来ていない私と萬田さんが一回ずつ走る予定です。その後全ての結果をまとめ比較するところまでを目指したいです!

 

あともう少しなので気を引き締めて頑張りましょう!

 

川田悠矢